一般財団法人 日本造園修景協会
会長 有路 信
仲秋の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、皆さまにご好評をいただいております伝統庭技研修会を開催いたします。今年度は、「次代に繋ぐ日本庭園の魅力と技術」をテーマに、北山造園 代表 北山 安夫氏に「みえない庭」(こころ)、中根庭園研究所 取締役副所長 中根 行宏氏に「造園家・中根金作の世界」〜中根イズムの継承〜、株式会社 北山都乾園 五代目園主 北山 利通氏に「京の老舗石材店当主が語る庭石の魅力」、植熊 5代目 小河正行氏に「露地の庭づくり」など日本庭園の魅力と技術について講師の方々にご講義をいただきます。
2日目の庭園見学は、京都祇園の中心部に位置し、京都で最初に創建された禅寺である建仁寺の庭園と、通常非公開の建仁寺塔頭「霊源院、西来院、正伝永源院」の庭園、また「祇園甲部歌舞練場庭園」、花街文化の情報発信のため新たに完成した「祇園花街芸術資料館」などの見学をいたします。
秋の京都の名園をご覧いただきたく、皆さま方のご参加を賜りますようご案内申し上げます。
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